横っ腹に太陽を当てるな!
本当です、今まで知ってはいたけどきちんと確かめた事が無かったので、実験してみました。
8月の晴天で太陽が当たっている側板部分の温度は42℃、陰になっている側板部分は32℃、左右で10度の差が出てしまいます。
実験で温度の高い方に曲がる事は確認出来ましたが、風の影響で正確な数字が読み取れません。
なので屋内で10℃の温度差を再現して実験してみる事にします。
まず正常な状態でスタート直後がこの画像です。
左28℃に対して右が38℃になる様に調整し約30分暖めた結果がこの画像です。
お分かり頂けますか、暖めた側、右に曲がっている事が。
これを知らずに飛ばすと、おかしいなぁサイドスラストが合って無いのか?それとも風が悪いのか?と・・・
そして午前と午後では太陽の当たる面も変わるので右に曲がったり左に曲がったりします。
同じ現象が主翼にも起こります、主翼は上反角が強くなる方向に曲がるので通常のフライトでは気がつきませんがナイフエッジの癖は変わります。
一旦温度差で曲がった物でも温度差が無くなればちゃんと元通りに直る事も確認しました。
夏場は日陰に機体を待機させる事が大事ですね、今回の実験はバルサ胴体でしたがコンポジット胴体も曲がる事を確認していますので、次回は同じ条件で曲がる度合いに差があるかどうかを検証してみたいと思います。
スッキリしました(^_^)v
となると普段練習の時は良いですけど、大会でのレディボックスで待ちの時は気を付けないとですね〜(^_^;)